月間暗号資産

  • HOME
  • NEWS
  • 「分散投資にリップルが適している」バイナンスが暗号資産市場のレポート公表

「分散投資にリップルが適している」バイナンスが暗号資産市場のレポート公表

世界最大手の暗号資産取引所・バイナンスの研究部門「バイナンスリサーチ」が、暗号資産市場に関する最新レポートを26日、公表した。
2018年3月〜2019年3月の暗号資産の連動性を調査し、ビットコイン(BTC)・イーサリアム(ETH)など、主要な暗号資産の価格が高確率で連動しているという結果になった。
しかし、同レポートによると、リップル(XRP)は前述した2通貨などとの価格変動の相関性が低く、分散投資といった観点ではリップルが適しているとのことだ。
先月20日に公表された同研究部門のレポートではビットコインなどが下落した際、他暗号資産の下落リスクはリップルを含むアルトコインまでに普及する可能性があると指摘していた。
そのため、今回のレポートは前回とは異なった見解を示したこととなる。
また、リップルはステラ(XLM)との相関性が非常に高く、双方ともに国際送金決済の変革を目指しているなど、類似している点があると考察されている。
さらに、リップル以外の以下の暗号資産にも特異な点があったという。

・ビットコインゴールド(BTG)
・ビットコインキャッシュ(BCH)
・イーサリアムクラシック(ETC)
・ライトコイン(LTC)

これらの暗号資産には他の暗号資産が受ける影響をほとんど受けないという特徴が見られたとのこと。
例えば、大手取引所に上場されるか否かで価格が変動するケースが多いが、上記の暗号資産にはそれがほとんど見受けられなかったという。