アマゾン、ライトニングネットワークで暗号資産決済が可能に

暗号資産決済スタートアップのムーン（Moon）が、送金速度の向上や手数料の減少を実現させる技術・ライトニングネットワークを使って米国のアマゾンで暗号資産決済ができるになったと発表した。
コインテレグラフジャパンやコインポストなどが報じた。
複数社の報道によると、ムーンが開発したブラウザ拡張機能「Moon」をGoogle Chromeに追加しておけば、ライニングネットワーク対応の決済手段（ウォレット）を通じて、アマゾンで暗号資産での支払いが可能になる。
米国の暗号資産取引所コインベースであれば、ビットコインとライトコイン、イーサリアム、ビットコインキャッシュの支払いが可能という。
24日午前11時点で、同拡張機能は、Chromeウェブストアによる審査待ちの状態で、今週中に実装される予定だ。
決済フローは、支払い経路を管理するMoonが暗号資産を受け取った後、即時両替してAmazon.comに支払う仕組みとなっており、アマゾン自体は暗号資産決済を導入していないという。
ローンチ直後の利用先はアマゾンのみだが、今後、数年以内にebayやAil ExpressといったEコマース（電子商取引）サイトでの対応も示唆されている。