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バクト、ニューヨーク州からビットライセンス獲得を検討

「ビットコイン先物」など暗号資産の提供を目指している「バクト」が、米ニューヨーク州の金融規制当局からビットライセンスの獲得を検討していることが分かった。18日、ブルームバーグが報道した。
ICE(インターコンチネンタル・エクスチェンジ)の傘下として設立されたバクトのビットコイン先物取引は、機関投資家の参入が期待される上、市場に多額の資金の流入も見込まれるために暗号資産業界にとって期待は大きい。
しかし、バクトは昨年12月にローンチを予定していたが、金融機関の監視を行う米商品先物取引委員会(CFTC)からの申請認可が未だに通らず延期されている。
今回のビットライセンスの獲得は、規制当局の懸念を払拭するために検討をしている模様だ。
バクトが計画しているのは、現物受け渡しのビットコイン先物である。
現物受け渡しは、投資家が先物の指定受渡日に現物、つまりビットコインを受け取る金融商品だ。
今回、ビットライセンスが取得できれば顧客の暗号資産に対するカストディ(資産管理)の実現もできる可能性も高く、バクトのサービス提供が開始される時期が早まることも予想される。
バックトのビットコイン先物について市場関係者からは、「機関投資家を呼び込む上でビットコインETFより大きなニュース」という呼び声も高い。