2019.04.10
ビットコインの現物相場に影響力を持つとされる香港の暗号資産取引所ビットフィネックスが9日、これまで投資家に求めていた最低預金額1万ドル(約111万円)を撤廃したと発表した。
さらなる個人投資家の取引参入を狙ったものとみられる。
ビットフィネックスは最低預金額の撤廃理由について、過去6カ月間に取引への需要が高まってきたとし「ビットフィネックスをより開放する立場にきた」と説明した。
今後、参入要件を引き下げ、ビットフィネックスへの最低預金額は投資家自身によって決めることになるという。
また、ビットフィネックスは幅広い投資家の要求に応えるため、一般的な質問に対して自動回答するシステムの開発や、プラットフォーム上に存在するすべてのトークンに関する教育などを実施していくと述べている。