2019.03.20
GMOインターネットグループで暗号資産交換業を運営するGMOコイン株式会社(東京都渋谷区)が、GMOコインユーザー約1万人に対して行った暗号資産に関するアンケートで、2019年に最も価格上昇が期待される通貨にリップル(XRP)が選ばれた。
回答者の53.7%が、「2019年、一番価格上昇に期待している通貨は何ですか?」(単一回答)に対し、リップルと答えた。
次いでビットコイン(BTC)が26.3%、イーサリアム(ETH)が10.3%、ビットコインキャッシュ(BCH)が2.7%、ライトコイン(LTC)が2.2%だった。
「仮想通貨(暗号資産)の今後に期待しているか」(単一回答)では、67%の利用者が暗号資産の今後に期待していると回答。
暗号資産の今後の活用方法(複数回答)として、7割以上が投資(長期保有)、3割が投資(短期保有)と回答している一方で、決済手段・送金手段・資金調達はそれぞれ2割を下回り、投資商品としての期待の高さをうかがわせた。
暗号資産の魅力を問う質問では、「少額から投資できる」(53.5%)、「高いリターンが期待できる」(42.2%)という回答が目立った。
一方で、不安要素の上位4項目に「相場変動が激しい」(56.0%)、「取引所のセキュリティ」(48.4%)、「仮想通貨(暗号資産)自体の信頼性」(40.0%)、「取引所の信頼性」(31.7%)が挙がり、ユーザーが暗号資産と暗号資産を取り巻く環境に不安を寄せていることもわかった。
アンケートは、暗号資産取引を行うユーザーが暗号資産の今後をどう捉えているか、不安要素は何なのかを調査する目的で、WEBアンケート方式で1月30日から2月13日までに行われた。