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電通がアート×ブロックチェーン企業「スタートバーン」に出資

電通は今月19日、ブロックチェーンを活用したアート作品の評価・流通インフラを構築する「スタートバーン株式会社」に出資したことを公式サイトで発表した。
スタートバーンとは、2014年に創設したアートとブロックチェーンを主軸に事業を展開する会社だ。
パブリックチェーン上へのアートブロックチェーンネットワーク構築や、オンラインサービス「startbahn.org」の運営などを行っている。
電通のプレスリリースによると、これまでアート作品の流通において、作品情報や来歴の管理、流通時のアーティストへの還元が課題とされてきたと指摘。
スタートバーンはこの課題を解決するため、「スマートコントラクト」を活用し、ブロックチェーン上でスムーズに契約の検証・交渉・実行をプログラム化するという。
電通は今後、グループの事業成長を目的とし、社会やテクノロジーの変革に即応して新事業の基盤を創造する専門組織「電通イノベーションイニシアティブ」主導で、スタートバーンとさまざまな企業との提携を実施すると発表。
ブロックチェーンを活用したスマートコントラクトプラットフォームの事業開発等を推進し、アート流通インフラ構築事業で培った知見・ノウハウを、あらゆる著作権コンテンツの流通管理に応用していく予定だという。
なお、スタートバーンは、電通以外にも出資を受け、合計3.1億円の資金調達を完了したことを明かしている。