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アメリカ国内で暗号資産関連検索数が上昇傾向に

暗号資産は、2017年末の過去最高値更新から弱気相場が続いているが、ここにきて米国の投資家の関心が上向きに転じてきたことが判明した。
15日、コインポストの報道によると直近の「Googleトレンド」において米国内における「アルトコイン」の関連トピックの検索数が、2017年12月~2018年1月の最も市場が盛り上がっていた時期を超え、過去最高値を更新したことが分かった。
Googleトレンドは、特定のキーワードの検索数を視覚的に確認、比較できるサービスで、投資家の関心度の指標としても度々用いられる。
また、Googleトレンドの動向を調べると、アルトコインだけではなく「暗号資産CryptoCurrency)」のトピック検索結果にも、米国のトレンドでは右肩下がりにあった動きが「上向き」に転じていることが分かった。
米国市場で暗号資産関連の検索数が上昇してきた背景には、これまでビットコインに懐疑的な立場を示していた「JPモルガン」が独自通貨(JPMコイン)の発行を発表した他、「米フィデリティ」「IBM」といった大手企業の暗号資産関連サービスの開始や米国SECへのビットコインETFの再申請などがあると見られている。
暗号資産市場の動きを見る上で、巨大金融市場を有する米国の関心度を示すGoogleトレンドのデータの変化は今後も注目すべき要素の一つだろう。