月間暗号資産

  • HOME
  • NEWS
  • 暗号資産不正取得で初検挙 警視庁が詐欺容疑で18歳少年を書類送検

暗号資産不正取得で初検挙 警視庁が詐欺容疑で18歳少年を書類送検

警視庁が14日、暗号通貨「モナコイン」を顧客から預かるインターネットサイトからモナコイン約1500万円分を不正に引き出したとして、宇都宮市の少年(18)を電子計算機使用詐欺と組織犯罪処罰法違反(犯罪収益の隠匿)の疑いで書類送検したと時事通信などが報じた。
暗号資産の不正に引き出した者を特定し、検挙するのは全国初という。
記事によると、送検容疑は昨年8~9月、暗号資産の保管などを行うサイト「Monappy(モナッピー)」のシステムを誤作動させ、当時のレートで約1500万円のモナコイン(9万3078.7316Mona)を詐取し、匿名性が高い海外の口座に隠した疑い。
モナコインは、2013年12月に誕生した国産暗号資産。
2ちゃんねるで有名なキャラクター「モナー」をモチーフにしており、動画配信と組み合わせたリアルタイム投げ銭などに使われている。
過去の不正流出事件では、18年9月に発生し、約70億円が流出した暗号資産取引所Zaifハッキング事件で、流出した暗号資産にモナコインが含まれていたことがある。