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カカオの子会社・グラウンドX、ICOで約100億円調達

韓国のメッセージアプリ「カカオトーク」を運営するカカオの子会社・グラウンドXは、ICO(イニシャル・コイン・オファリング)のプレセールを実施し、約100億円の資金調達をした。
11日、ブルームバーグが報じた。
日本を拠点に置くブロックチェーン開発企業のグラウンドXは、「Klayton(クレイトン)」と呼ばれるプロックチェーン・プラットフォームを開発。今年の第1四半期にKlaytonの正式ローンチを予定していたが延期となっている。
報道によると、投資会社のIDG CapitalやTranslink Capital、プライベート・エクイティ・ファンドのCresendo Equity PartnersがICOのプレセールに参加し、約100億円の調達を完了したという。
既に韓国のゲーム開発企業・Wemade Entertainmentや中国の旅行代理店・Zanaduなど26社もの企業と連携しているグラウンドXは、彼らのアプリケーションをKlaytonに移行する予定で、連携企業のアプリケーションには数百万人ものデイリーアクティブユーザーがいることも明らかになっている。
グラウンドXのCEO・Jason Han氏は「(Klaytonでは)幅広いサービスが運営されることになるだろう。」と述べ、人員の増員を計画していることも明かした。
グラウンドXは同額の調達を目標に、12日から再びパブリックセールを行い、遅延しているKlaytonのローンチを今年6月には提供を開始する予定だという。