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過去最大規模のブロックチェーンETFがロンドン取引所に上場

10兆円以上の資産を運用する投資顧問会社「Invesco」が、ブロックチェーン企業に焦点をあてた過去最大規模のETF(上場投資信託)のローンチを公表した。
今回、ローンチされたETFは「The Invesco Elwood Global Blockchain ETF」と名付けられ、イギリスのロンドン証券取引所で今週11日に上場された。
このETFに含まれる企業としては、マイニングチップを開発する台湾の半導体製造企業やビットコイン先物取引を提供する「CME Group」、また、「Apple」や「Intel」といった世界的規模の企業が組み込まれている。
当ETFは、企業の選択基準として、暗号資産専門投資顧問会社「Elwood Asset Management」が一般企業のほか、ブロックチェーン企業にも特化した、スコアリングシステムを導入したという。
なお、今回のETF提供にあたり、Elwood Asset Managementの経営責任者Bin Ren氏は今後ブロックチェーン技術を使った企業が、さらにETFに組み込まれていくだろうと強調し、以下のような発言をした。
「我々は、金融分野におけるブロックチェーンの適用に注目している。これから期待するのは、広範な分野におけるブロックチェーン技術の適用例だ」。
これまで、特にアメリカではビットコインに関するETFが何度も上場申請が行われてきた。
だが、未だにビットコインETFの上場はアメリカでは実現していないのが現状だ。
しかし、暗号資産そのもののETFは難しくても、暗号資産関連企業のETFは、今回のイギリスの例も含めすでに何カ国かで上場がされている。
現在、ビットコインETFの上場申請が続いており、これからも暗号資産界隈でETF関連の話題は注目を集めそうだ