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「イーサリアム3.0」の概要が公開、開発は順調に進展か

イーサリアムの開発状況は、エンジニア向けの共同開発サービスGitHub(ギットハブ)上で定期的に更新されているが、直近の更新で新たに「イーサリアム3.0」のロードマップの概要が示された。
現在のイーサリアムは、「イーサリアム2.0」と称される開発段階にあり、将来的に行われるコンセンサスアルゴリズムの変更に向けて世界中のエンジニアが開発を進めている。
公開された「イーサリアム3.0」の概要には、「Casper CBCの導入(Proof of Stakeの実装)」や「zk-STARKs」など、スケーラビリティ問題などを解決するための改善策が挙げられており、いずれもイーサリアムを広く普及させるための重要なアップデートだ。
また、イーサリアムはすべての暗号資産プロジェクトの中で開発者が最も多いことが明らかになっており、今月7日に公開された暗号資産に特化したアセットマネジメント企業エレクトリック・キャピタルのレポートによれば、平均して毎月216名もの開発者がイーサリアムプロジェクトにコードを提供しているという。
この数字は、月平均50人超の開発者がコードを提供しているビットコインをはじめとする、その他の暗号資産プロジェクトに大きな差を付けている。
なお、上記の数字には、Truffle(トリュフ)など、コミュニティプロジェクトの開発者は含まれていない。