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アルゼンチン政府、暗号資産・ブロックチェーン事業に出資

6日、世界最大の暗号資産取引所「バイナンス」は、同取引所の投資部門である「バイナンス・ラボ」とアルゼンチン政府が連携して暗号資産やブロックチェーン企業をサポートすることを公表した。
バイナンス・ラボは、昨年も8つの暗号資産関連企業に支援を行なうなど、業界の発展に貢献してきたファンドである。
アルゼンチンの労働省は、今後4年間に渡ってバイナンスと連携し、バイナンス・ラボが出資する同国のブロックチェーンプロジェクト10社に対し、最大5万ドル(約550万円)を出資する方針を表明している。
30%以上という高いインフレ率で法定通貨「ペソ」の価値が下がり続けるアルゼンチンでは、暗号資産の普及が進んでいる。
先月にはアルゼンチンの公共交通機関のICカードである「SUBEカード」がビットコインでチャージできるようになったことでも話題を呼んだ。
アルゼンチン政府がブロックチェーンプロジェクトに出資をしていく方針についてバイナンス・ラボのElla Zhang氏は、
「アルゼンチンはブロックチェーンの導入において最先端にある国で、ブロックチェーン・コミュニティーに対し非常に情熱的だ」とし、続けて「バイナンス・ラボのミッションは、ブロックチェーン技術の可能性を存分に発揮させることだ」と述べた。
また、バイナンスのCEOのCZ氏は今回のアルゼンチン政府との連携に対し
自身のツイッターで「アルゼンチンに称賛を!」と、政府が積極的に暗号資産、ブロックチェーン事業に出資したことを評価した。