月間暗号資産

  • HOME
  • NEWS
  • 大手暗号資産取引所バイナンスの上場廃止基準が明らかに

大手暗号資産取引所バイナンスの上場廃止基準が明らかに

世界最大手の暗号資産取引所、バイナンスの上場廃止基準が明らかになった。
今回判明した基準は、同社CEOのCZ氏が5日、バイナンス公式Twitter上で行ったライブ配信にて解説したものだ。
同氏は、利用者からの質疑応答に応える形で、暗号資産・トークンが上場廃止となる判断基準として以下の3点を挙げた。

1.プロジェクトやエコシステムの大きさ(サービスやプロダクトをある程度の規模で提供しているプロジェクトは実用性という観点から判断できる)
2.プロジェクトの進捗(ユーザー数・プロダクトともに不足している場合、ICO実施からの期間を踏まえて進捗を判断する)
3.開発・事業チームの活動(プロジェクトの創設者やチーム活動も審査対象。メンバーが連絡に応じない場合、ブラックリストに登録する可能性がある)

また、同氏は上場廃止にあたってプロジェクト側への事前通知は行わない方針であると明言し、インサイダー取引による相場への重大な影響を防ぐため、厳格な情報管理体制を敷いているとした。
さらに、透明性確保の観点から、上場廃止プロジェクトに対する個別の回答は一切控える方針であるという。