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イーサリアムのコア開発者、SNSの誹謗中傷を受けコミュニティ脱退へ

イーサリアムのコア開発者・Afri Schoedon氏は、ソーシャルメディアで誹謗中傷を受けたことが要因で、イーサリアムのコミュニティから脱退することを自身のツイッターで発表した。
イーサリアムの中心的な開発者としてイーサリアムの発展に多大なる功績を残してきたSchoedon氏は、イーサリアムの次期大型アップグレード「Constantinople」のコーディネーターを務めるほか、ブロックチェーン関連の開発企業・Parity Technologiesのリリースマネージャー。
「Polkadot」と呼ばれるブロックチェーンプロジェクトの開発にも関与していた。
そんなSchoedon氏は、先週、自身のツイッターで「Polkadotが、イーサリアム2.0である『Serenity』のあるべき姿を引き出すことが出来る」と発言。
この発言により「利益相反では?」といった声や「裏切り者」と呼ぶ声や上がるなどSchoedon氏に対する誹謗中傷が飛び交いコミュニティが炎上し、脱退するに至ったとみられる。
Schoedon氏は「私はソーシャルメディアを辞めたわけではない。イーサリアム(コミュニティ)から脱退しただけだ。私は、ハードフォークの調整やテストネットの立ち上げなどにもう貢献はしていない。私は、Polkadotに取り組んではおらず、イーサリアムに一筋であった。私はイーサリアムを嫌っておらず、イーサリアムが好きだった。」と自身のツイッター(既に削除済み)で発言し、複雑な胸の内を明かした。
ブロックチェーン情報サイト・BREAKMAGによると、Schoedon氏は、今後イーサリアム関連には関与しないものの、Parity Technologiesには引き続き関与することが明らかになっている。