米SEC、最有力ビットコインETFの審査プロセスを開始

米SECは13日、Cboe（シカゴオプション取引所）が再申請を行なったVanEck版のビットコインETFに対するパブリックコメントの募集を開始し、正式にビットコインETF審査のプロセスを始めたことを公表した。
1955年に設立されたVanEck社は、ニューヨークに本社を置く投資運用会社である。
同社は1ヶ月以上続いていたアメリカ政府機関の閉鎖の影響を受け、提出していたVanEck版ビットコインETFの申請を取り下げていた。
その後、トランプ大統領が3週間の暫定予算案に署名したことによって、閉鎖が一時的に解除され、再申請を行なったものが今回正式に取り上げられたようだ。
ブルームバーグによると、トランプ大統領の求めていたメキシコ国境壁の建設予算の57億ドルより大幅に低い13.75億ドルを含めた予算案に署名する可能性を示唆しており、VanEck社のビットコインETF申請プロセスが再び滞る恐れは低いと見られている。