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ビットコイン先物を含む新たなETF商品、米SECに申請される

11日、米資産マネジメント会社・Reality Shares Advisors社が、ビットコイン先物を含む複数の債務証券を基にしたETF商品をSECに申請した事が明らかとなった。
同社は既に、昨年1月からブロックチェーン関連企業に特化したETF商品を米ナスダック証券取引所と共に提供している。
今回、提出されたETF商品「Reality Shares Blockforce Global Currency Strategy ETF」は、法定通貨と暗号資産を含む世界的に活用されている通貨のエクスポージャー管理(市場の価格変動のリスクにさらされている資産の割合)を可能にすると説明しており、ビットコインなど単一の通貨の値動きのみに連動するものではない。
Reality Shares Advisors社が、ニューヨーク証券取引所の運営する取引所・NYSE Arca
を通じて提出されたETF商品は以下のようだ。

・米ドル建て短期債権
・英ポンド建て短期債権
・日本円建て短期債権
・スイスフラン建て短期債権
・ビットコイン先物
・MMF(マネー・マーケット・ファンド)

このうち、ビットコイン先物に関しては、シカゴオプション取引所やシカゴマーカンタイル取引所のような現金決済の先物商品を、金融資産の最大25%分まで組み込めると文章記述されており、ビットコインへの直接投資は行われないと明記されている。
なお、今回の申請は他の事例と同様、240日に及ぶSECの判断を待つことになる。