BCHを活用したカナダのチャリティー団体、サービス対象都市の拡大へ

ビットコインキャッシュを活用して営まれているカナダのチャリティー団体・Coins 4 Clothesが、サービス対象都市の拡大を発表した。
Coins 4 Clothesとは、2018年2月にカナダ・トロントでスタートしたチャリティー団体である。
不要になった衣類を寄付すれば「報酬」として、ビットコインキャッシュ（BCH）を最大2,200円相当(20ドル)受け取ることができるサービス「Clothing Donor Reward Program(衣類の寄付報酬プログラム)」と、ビットコインキャッシュ（BCH）で寄付金を募るサービスを展開している。
今月3日、Coins 4 Clothesは、公式ツイッターで「Clothing Donor Reward Program(衣類の寄付報酬プログラム)」のサービス対象範囲の拡大を発表。
トロント、バンクーバー、モントレオールなどの主要都市を含めカナダの6つの州、12都市でサービスを提供可能とした。
公式ウェブサイトによると、これまでに寄付された衣類は3208点。
また、ビットコインキャッシュ（BCH）で集まった寄付金は、執筆時点で7万9686円に相当する6.449BCHにのぼり、少額ながらも日常的に寄付されていることが明らかになっている。
使途の透明性があり、国際送金が可能かつ送金手数料の安い暗号資産によるチャリティー活動は近年増加しつつあり、昨年9月、ユニセフ(国連児童基金)のフランス支部は、９種類の主要暗号資産による寄付の受付を開始している。
チャリティー活動における暗号資産の活用はさらに加速するだろう。