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SECがブロックチェーンデータの提供を企業に公募

「米国証券取引委員会(SEC)」がリスク監視やコンプライアンスの執行活動などのサポートを得る目的のために、ブロックチェーンデータを提供し、リスクの監視、コンプライアンスの向上、デジタル資産に関する委員会の方針の通知といったSECによる取り組みを支援できる企業を求めている。
2月4日のコインポストが報じた。
米連邦政府の情報提供サイトFederal Business opportunitiesの中で、SECが公表した要請告知によると「分析に利用可能な情報と詳細な取引情報を含む、最も多くのブロックチェーン台帳で用いられているデータを取得するための情報源を得ようとする」ことが目的。
企業はブロックチェーンデータを抽出し、容易にレビュー可能な形式に解析する必要があるほか、それらのプロセスの概要を、データの完全性や正確性に欠損がないことを保証する検証手順とともに提示することが求められる。
今回の公募にかかる主な条件としては、以下の4点になる。

・取引量に基づき、最も広範囲で使用されているブロックチェーン台帳のデータ抽出を定期的に提供する。
・レビューおよび調査を可能にするためにデータを整理・正規化する。
・属性データ(例:暗号化アドレスの所有者の識別情報)等を含む利用可能なデータから、洞察を引き出すキャパシティを提供する。
・提供されたデータの正確性および完全性を立証するための手段を提供する。

米SECに協力を申し出る企業は2月14日までに、簡潔な文書(最大5ページ)をメールで送信する必要がある。