dApps市場、右肩上がりで成長していることが判明

「Dapp.com」は、イーサリアム、EOS、TRON、STEEMを中心に2018年のdApps市場のデータをまとめた「2018 Dapp Market Report」をサイト上で発表した。1月28日、コインテレグラフが報じた。
レポートによれば、dApps市場の2018年の売上高は、約7300億円(67億ドル)に到達。この売上高は、10年前の「App Store」が記録した年間売上高の約4600億円(42億ドル)をすでに上回っている。
その中でもDEX（分散型取引所）は、総取引高の約40％を占め、ｄAppsの成功例のひとつであることが証明された。また2018年の後半以降は、ギャンブル系のｄAppsが約30億ドル分利用され、それは主にTRONとEOSによるものだった。この分野における昨年の第4四半期の総取引量は、2018年の総取引量の約44％に達する約3300億円(30億ドル)だったという。
日本も例外ではなく、国産dAppsとしては、ブロックチェーンゲームの『マイクリプトヒーローズ』が急進しており、ローンチ2カ月目にして、世界的に人気を博すネットゲーム『steam』の牙城を崩す勢いだ。