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スイスやその隣国で盛り上がる暗号資産産業、3ヶ月で20%増

スイスに拠点を置く暗号資産とブロックチェーンに特化した投資会社「Crypto Valley Venture Capital (CVVC)」は、「PwC Strategy&」およびITパートナー「inacta」と共同で、スイスとリヒテンシュタイン両国内に拠点を置く暗号資産関連企業数が同期間で約20%増加したと、1月24日のダボス会議でレポート公表した。
関連企業は629社から750社に増えており、同地域で暗号資産の事業創出が活発に行われている事を示している。
また、同地域には「Bitmain」「Cardano」「Dfinity 」「Ethereum Foundation」という「ユニコーン」(時価総額10億ドル以上で非上場ベンチャー)と呼ばれる4つの事業体が拠点を置いており、スイスのクリプトバレーにある上位50社の合計時価総額は約200億ドル(約2.2兆円)に上り、世界の暗号資産関連の事業を営む企業全体の約20%を占めている。
PwC Strategy&のDaniel Diemers氏は同レポートの公表にかかるリリース内で、同地域における暗号資産関連産業の盛り上がりについて「暗号資産の冬とも呼ばれる時期において、この様な企業の精力的な活動は非常にポジティブである」と評価した。