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NasdaqやCitiが出資、米国金融テクノロジー企業が22億円の資金調達完了

米国の金融テクノロジー企業・Symbiont は23日、2000万ドル(約22億円相当)の資金調達を完了したことを発表した。
ニューヨークに本社を構えるSymbiontは、資本市場およびブロックチェーン技術の専門家が創設した金融テクノロジー企業だ。
独自のブロックチェーン技術やスマートコントラクトを用いて金融機関のデータの共有や検証を可能にするプラットフォーム「Assembly」を開発している。
PR News Wireの報道によると、2000万ドルの資金調達はNasdaq Venturesをはじめ、米銀行大手のCitigroup Inc、暗号資産の著名投資家・Michael Novogratz氏が率いるGalaxy Digital、投資会社のRaptor Group Holdingsなどが出資したことが明らかになった。
SymbiontのCEO・Mark Smith氏は、今回の資金調達に対して「ビットコイン相場の下落にも関わらず、伝統的な金融機関がブロックチェーン技術に強い関心を抱いている証拠だ」と述べ、「今回の資金調達ラウンドの完了により、プラットフォーム及びチームへの投資を加速することができる」と語った。
Symbiontは、調達した資金を活用して、データ管理、住宅ローン、プライベート・エクィティ、シンジケートローンなどの分野で展開を加速させるという。