2018.12.14
今年11月に規制当局に認可を受け、スイスの大手証券取引所「SIX Exchange」に上場していた仮想通貨ETP(上場取引型金融商品)が先週、過去最高の取引高を記録した。
ETP(上場取引型金融商品)とは、ETF(上場投資信託)やETN(上場投資証券)、ETC(上場投資コモディティ)の総称のこと。
「SIX Exchange」で取引されている仮想通貨ETP「Amun Crypto Basket Index(HODL5) 」は、ビットコインやリップル、イーサリアムなど流動性の高い5種類の銘柄で構成されている。
「SIX Exchange」運営会社の資料によると、今月6〜7日の同取引所における仮想通貨ETPの取引量が月平均と比べて倍増していたという。
なお、今回の取引量の急増について、シンガポールに拠点を置くFXヘッジファンド「Three Arrows Capital」のCEOは、ビットコイン価格の下落に伴って投資家がETPを買い込んだのではないかと分析している。