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ビットコイン取引所の元代表に懲役10年を求刑、マウントゴックス事件

昨日12日に行われた「Mt.GOX事件」の論告求刑公判で、「Mt.GOX」(マウントゴックス)運営会社の元代表マルク・カルプレス被告に対し、検察側が懲役10年を求刑した。
「Mt.GOX」は2014年当時、世界最大のビットコイン取引所で、世界のおよそ70%のビットコイン取引が同取引所で行われていたと言われている。
しかし同年、大規模なサイバー攻撃を受け、約85万BTCという巨額のビットコインと顧客預かり資産が消失するという「Mt.GOX事件」を引き起こしていた。
同社は民事再生手続きの途中である(2018年12月13日現在)。
元代表のカルプレス被告は「業務上横領罪」に問われている他、取引所のデータを改ざんし現金残高を水増しした「私電磁的記録不正作出・供用罪」にも問われているが、2017年7月の初公判と、2018年10月の公判で起訴内容を否認している。