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リクルートが仮想通貨を担保にした法定通貨貸付サービス「BlockFi」に出資

株式会社リクルート(以下、リクルート)は、12月11日、投資子会社の合同会社RSPファンド6号(以下、RSPファンド6号)を通じて、仮想通貨を担保に法定通貨を貸し出すサービスを展開する米国のBlockFi Inc.(以下、BlockFi)へ出資を行ったことをプレスリリースで明らかにした。
 RSPファンド6号は、リクルートのコーポレート・ベンチャーキャピタルで、これまでに100を超えるスタートアップ企業に投資。現在、ブロックチェーン、AI、IoT&ロボティクスの3分野を中心に投資を行っている。
 今回、出資したBlockFiのサービスは、仮想通貨を担保にして本人確認などの審査プロセスを簡略化し、審査フローを自動化することで、申込から貸付までの一連の流れを短縮化し、低利率の法定通貨の貸し付けを可能にするという。
実社会で仮想通貨を法定通貨に換金する需要が高まる中、換金に時間がかかる、高い課税率、換金レートの変動などあらゆる課題を抱えるが、BlockFiを通じて、換金コストを最小限に抑え、顧客の資金ニーズに「低利率」かつ「即時」に対応することを目指す。
BlockFiは、今回調達した資金で営業活動や商品開発に力を入れていく方針で、リクルートもBlockFiサービスの利用拡大および品質向上に向けて支援していくと公表した。