Huobiがロシアに仮想通貨取引所の立ち上げを発表

今月8日、大手仮想通貨取引所のHuobiがロシアに仮想通貨取引所「Huobi Russia」を立ち上げたことが明らかになった。
ロシア開発対外経済銀行（以下、VEB）の協力のもと立ち上げられたHuobi Russiaは、首都モスクワに拠点を置き、ロシア国内で仮想通貨取引サービスを展開する予定だ。
VEBイノベーションファンドのDemin Vladimir Igorevich氏は、「ロシアは、ブロックチェーン市場を積極的に推進しているところだ。Huobiは、技術と経験、セキュリティーなどを備えた世界有数のデジタル資産の取引プラットフォームであり、我々は引き続きHuobiと開発・教育分野において連携を図っていくつもりだ。」と語り、両社は今後も協同して取り組む姿勢を見せた。
また、Huobi RussiaのCEO・Andrei Grachev氏によると、ロシアでの直近の1日取引高は2000万ドルを越えるほど取引量は増加傾向にあり、ロシア国内において仮想通貨の関心と人気を示している。
Huobi Russiaは、仮想通貨取引サービスの展開のほか、今後は、地元のロシアユーザーに対し、教育やプロジェクト管理などのブロックチェーンのビジネス開発の提供も視野に入れているという。