SBI北尾氏、BCHマイニング拠点拡大で市場健全化を目指す

2018年11月26日、名古屋にてSBIホールディングスの決済説明会が開催された。
CEOである北尾氏は、同年11月に実施されたビットコインキャッシュ（BCH）のハードフォークが、ハッシュウォーを引き起こしたことでBCHの価格暴落に繋がったと語った。
2017年8月に「SBI Crypto」を設立し、2018年4月時点でBCHマイニングシェアを5.6%まで拡大させるなど、BCHマイニングに力を入れていた北尾氏。
今回のハッシュウォーについて、BCH市場の70%を保有する中国が、欲とエゴで合意なしにハードフォークを行ない、仮想通貨市場の印象を損ねたと強く批判した。
BCHの価格が暴落する可能性を危惧した北尾氏は、BCHのトータルシェアを最終的に30%獲得することで株主のような存在となり、BCH市場の安定化を目指すと発言している。
現状の偏ったBCHのシェアの保有構造を改善し、BCHの発展に貢献していくと決意表明した。