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取引所Huobi、ビットコインキャッシュABCの表記を既存の「BCH」として継承することを発表

世界大手の仮想通貨取引所Huobiは、同月18日、ビットコインキャッシュのハードフォーク後の通貨「Bitcoin Cash ABC(以下、ABC)」の表記名を既存の「BCH」として継承することを発表した。
一方、もう一つのハードフォーク後の通貨「Bitcoin Cash SV」(以下、SV)は、「BSV」として表記される。
ABCを既存のBCHとして継承することを決定した背景には、ABC側がリプレイプロテクションを確保するチェックポイントを設置したことや、より長いブロックチェーンであることが起因しているようだ。
ABC(BCH)の入金は同月19日15時(日本時間)から、SV(BSV)の入金は同月20日16時(日本時間)より開始される。
SV(BSV)については、ハードフォーク前のBCHの所有者に対し、1対1の比率で配布されるという。
なお、出金に関しては、具体的な日程は明かされていない。

日刊仮想通貨の見解

同月15日、取引高世界1位の取引所Binanceは、ABCの表記を「BCHABC」、SVの表記を「BCHSV」とし、既存のBCHの表記は廃止することを発表したばかりだ。
取引高世界3位のHuobiがABCを既存の「BCH」として継承したという判断は、ハードフォークをした両通貨の価格に対する影響はもちろん、他の大手取引所の今後の対応に対して影響を及ぼすだろう。
また、ABCにリプレイアタックに対する防衛策である「リプレイプロテクション」機能が実装されていることも明らかになった。
誕生した2つの仮想通貨を大手取引所が今後どのように取り扱うのか、注目していく必要がありそうだ。