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中国版長者番付けに仮想通貨長者がランクイン

今月10日、中国の調査会社のHURUNより、2018年の長者番付が発表された。
1775位(資産総額320億円)までが確認できる同番付にランクインした仮想通貨長者は総勢14名。
彼らの中でもっとも多かったのが、仮想通貨マイニング業経営者であり、14名のうち過半数を超える9名を占めた。
仮想通貨業界のトップに立ったのは仮想通貨マイニング機器の世界最大手である「ビットメイン」のCEOであり、かつ大株主でもあるMicree Zhan氏とJihan Wu氏で、それぞれ約4800億円、約2700億円の資産を保有。
また、番付のトップにはブロックチェーン関連の特許を大量に保有するといわれる「アリババ」の創業者Jack Ma 氏、第3位にはブロックチェーン技術に関心を寄せたことで知られる「テンセント」創始者のPony Ma氏などが名を連ねている。

日刊仮想通貨の見解

大国である中国においても、ついに仮想通貨長者が番付にランクインする時代が訪れた。
このことは今後の中国経済、ひいては世界の経済においても、仮想通貨の存在感は決して無視できない。
さらに注目すべきは、ブロックチェーン関連技術に興味・関心を持つ人物のランキング入りが目立つということだ。
とりわけ番付のトップに君臨するMa Yun氏がブロックチェーン関連で大量の特許を保有しているという事実は見過ごせない。
言い換えれば仮想通貨やブロックチェーン関連技術は注目すべき重要な成長分野であるといえるだろう。
不安材料も多い中国において、仮想通貨はそこに差す一筋の光なのかもしれない。