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ユニセフが仮想通貨での寄付を受付

国連児童基金(ユニセフ)のフランス支部は仮想通貨による寄付の受付を開始すると発表した。
寄付の対象となる通貨は、ビットコイン、イーサリアム、リップルなど計9種類。
ユニセフ・フランスのホームページから寄付が出来る形式となっている。
また、支援者のPCの「コンピューティング能力」を貸し出すという形での間接的な寄付も受け付ける。
こちらは仮想通貨のマイニングに使われ、採掘された通貨が寄付される仕組みだ。
ユニセフ・フランスのセバスチャン・リヨン氏は「仮想通貨やブロックチェーン技術は、チャリティーのための新たな機会を提供してくれる」と期待を寄せている。

日刊仮想通貨の見解

ユニセフ・フランスは今年2月にも、シリアの内戦に巻き込まれた子供達を支援する資金を集めるため、「UNICEF Game Chaingers」というキャンペーンを実施した。
これはPCゲームのプレイヤーを対象に寄付参加者を募り、専用のマイニングソフトウェアをダウンロードしてもらってイーサリアムを採掘するという試み。
その結果、85ETHのマイニング報酬を得ることに成功している。
最近では仮想通貨が募金や人道支援のようなチャリティ事業に利用される機会が増えている。
一部では未だ偏見の目で見られがちな仮想通貨であるが、ユニセフなど世界規模の慈善団体が社会貢献に使う意味は大きい。
仮想通貨の認知度や信頼性が向上するのは、市場にとっても好材料だろう。