ICOに好意的な国ランキング

クリプト・ファイナンス・カンファレンスに参加しているアナリストらによる調査で、米国・スイス・シンガポールがICOに「最も好意的な」国の上位3カ国にランク付けされたと、コインテレグラフが調査結果レポートを入手し発表した。
アナリストらが資金調達額で見た国別で上位100件のICOに関する公開データに基づいて調査をまとめ上げ、立ち上げられたプロジェクトの数でランク付けしたとのこと。
このレポートでは、ロシア・エストニア・英国も仮想通貨プロジェクトの資金調達において最も有望な国々として取り上げられた。

日刊仮想通貨の見解

ICOブームは昨年から続いており、今年5月までに申請されたICOの件数は537件で資金調達額は137億ドルを超えている。
2017年はICO件数が552件で資金調達額は約70億ドルであるから、昨年の2倍である。
特に1位の仮想通貨のEOSは41億ドル、2位のテレグラムは17億ドルを調達し注目を集めた。
この市場はさらに拡大していくと見られ、国が主体となってICOを行う企業や個人、投資家に友好的に接することは仮想通貨業界で今後中心に立つための大きな意味を持つだろう。
我が国も秋以降に規制がなされると見られている。
日本がランキング上位に立つ日も近い。