2018.06.22
アメリカ最大手仮想通貨取引所『コインベース』が日本に進出する。
年内に仮想通貨交換業の登録を金融庁に申請する方針。
実現すれば、金融庁の登録がある海外大手取引所として初の参入となる。
三菱UFJフィナンシャル・グループはグループ会社の三菱UFJ銀行や三菱UFJキャピタルなどを通じて、16年7月にコインベースに10億円強を出資している。
登録が認められれば、三菱UFJフィナンシャル・グループがパートナー企業になる可能性が大きい。
大手金融グループの仮想通貨事業への参入が日に日に加速している。
三菱東京UFJグループとみずほ銀行は独自コインの運用実験をスタート。
4日にはSBIバーチャルカレンシーズが運営を開始した。
今回の米コインベース上陸も三菱UFJグループが仮想通貨交換業に参入といった見方もできる。
日本の投資家数は3月時点で延べ350万人。(日本仮想通貨交換業協会調べ)
今回の進出は、日本の市場を開拓したい米コインベースと、仮想通貨交換業へ参入したい三菱UFJファイナンシャルグループの思惑が合致した形と見ていいだろう。