DX Exchangeで大手企業の株式を購入可能に

エストニアに拠点を持つ暗号資産取引所・DX Exchangeは昨日、トークンベースのプラットフォームを通じて、大手企業の株式を購入できるサービスを1月7日より開始することを明らかにした。
DX Exchangeのユーザーは、Nasdaq証券取引所に上場している大手企業の株式に相当するトークンを購入し、株式の所有権を間接的に購入できることが可能になるという。
購入できる株式には、Apple、Amazon.com、Facebook、Microsoft、Tesla、Netflixなど世界的な大手企業も含まれる。
Coindeskの報道によると、トークンの所有者になった場合、そのトークンは実社会の株式に１対１の割合で還元されるという。
また、株式または株式の一部を所有することができ、同様の現金配当も受け取ることが可能になる。
DX Exchangeは、このサービスにNasdaqのマッチングエンジンを導入予定で、Nasdaqシステムの活用により、デジタル証券取引の円滑化や市場操作の保護を目指すという。
DX ExchangeのCEOのDaniel Skowronski氏は、このサービス開始について、「既存の株式をトークン化する市場機会は大きい。これは、伝統的な市場がブロックチェーン技術と融合する『始まり』となるだろう。」と語った。