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ナスダック「仮想通貨合法化」を目指し議論

米株式市場ナスダックが資産クラスとして仮想通貨の合法化を目指すための会合を開催した。
ブルームバーグの報道によると会議は非公式で行われ、ウォールストリートや仮想通貨業界の大手6社の代表者が参加。
会合では、仮想通貨の規制問題への対応や「仮想通貨業界を合法化」などに向けた段取りが議論されたという。
ナスダックは中央集権型の仮想通貨取引所の開設に向け準備を整えていると言われている。
今回の会合の目的は取引所開設に向けて他社との連携や仮想通貨業界の課題であるグレーゾーンを払拭することであり、規制緩和を働きかける取り組みが話し合われた模様だ。

日刊仮想通貨の見解

米ナスダックは、ニューヨーク証券取引所に次ぐ、世界2位の巨大取引所である。
同取引所のアデナフリードマンCEOは、今年4月に「市場が成熟して規制が整えば独自の仮想通貨取引所を開設することは間違いない」と、取引所の開設を明言し話題になった。
すでに、ウィンクルボス兄弟の創設した仮想通貨取引所「Gemini」との提携も発表しており、仮想通貨事業に積極的な姿勢を示している。
今回非公式に行われた会合は、ナスダックが仮想通貨業界への参入に向け本格的に動き出している証だろう。
ナスダックが仮想通貨取引所を開設すれば市場へのインパクトは計り知れない。
相場の拡大はもとより莫大な資金の流入が見込まれるだけに、引き続き同社の動向を見守りたい。