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コインベースが仮想通貨ETFを検討へ

米大手仮想通貨取引所「コインベース」が、世界最大級の運用会社「ブラックロック」と共に仮想通貨のETF(上場投資信託)の創設を計画していることが明らかになった。
ビジネスインサイダーの報道によると、現在、コインベースがブラックロックのブロックチェーンのワーキンググループと話し合いを持っている段階であるという。
コインベースは、個人投資家でも変動の激しい仮想通貨相場にアクセス出来る手段として、仮想通貨のETFの提供を考えているようだ。
両社の話し合いについて具体的な内容は明かされていないが、仮想通貨ETFが実現すれば、個人投資家の参入のハードルも下がり市場拡大の期待が高まるのではないかと見られている。

日刊仮想通貨の見解

ブラックロックは6.3兆ドルもの資産を運用していることから、参入が決まれば市場にとって大きな好材料となるのではないか。
同社は、かねてから仮想通貨市場へ関心を持っており、7月にはワーキンググループを設置して調査も開始している。
今回コインベースと共に仮想通貨ETFの創設を検討したのも、仮想通貨事業に関心を示している表れだと思われる。
コインベースとブラックロックのETFの承認が下りれば、両社の持つ顧客や巨大資本が市場に流入することが予測され、相場は大きく盛り上がると見ていい。
ビットコインETFは、現在、本命視されているCBOE(シカゴ・オプション取引所)が申請中だが、コインベースとブラックロックが仮にETFの承認を受けられればCBOE以上のインパクトを市場に与えるだろう。