2019.09.04
“仮想”億り人の暗号資産よりどりみどりVol.3
どうも、大空です。
前回は劇的(?)な展開で見事、初企画を成功で終わることができました。
勝因ですが、短期的な取引を行っていた分が予想よりもプラスになっていたこと。それから、上昇傾向を見せていたETHとBCHが思いのほかプラスになったことが要因になったのかなと思われます。
とにかく運が良かったです。今度は自信を持って「勝ちました!」と言える結果にしたい。
今回は、「“仮想”億り人による無責任予想」と銘打って、暗号資産価格に関することを書いていきたいと思います。
◆「ビットコインは【9月】次第で200万円を超える!?」
早いもので、今年も9月になりました。あと3ヶ月もすればクリスマスプレゼントと年越しそばの具材のことでも考えていることでしょう。
この時期になると、年始頃によく見かけた「2019年ビットコイン価格予想」の結果が気になってくるはず。まだ9月だし早いかもですけどね。
社内でもたまに年末頃の暗号資産価格を予想する声が聞こえてきます。僕もそれに乗じて1つの予想を立てました。
それがタイトルにもなっているように、今月の状況によって、ビットコイン価格は年内中に「第一次バブル」とも呼べる2017年の水準に戻るというものです。
過去のチャートを眺めていると、ビットコインの転機とも言える時期はほとんど11月頃でした。それを踏まえたら普通は「11月次第でどうなるか」と考えるのでしょうが、僕は違います。11月はあくまで、それまでの過程を踏まえた「答え合わせ」に過ぎないと思います。大事なのはその過程。そして僕がその過程でも大事な時期だとして目をつけたのが、今月です。
その時の暗号資産業界や社会の出来事は一旦置いて話を進めますが、とてもそれが顕著に表れているのが、2017年と2018年だと思います。
どちらの年の9月も、8月末価格と比べるとマイナスで終わっています。しかし2017年は大幅下落の山を乗り越えてほぼ価格を戻してのフィニッシュ。対して、2018年はダラダラとした展開が続き、大きな戻しもなく終了。取引の質が全く違うと僕は見ています。
もちろん考え方は人それぞれありますので、あくまで一個人の考えとして捉えてください。
そして、今度は社会情勢などを踏まえた今月の予想です。
少々後出しジャンケン気味にはなりますが、僕は今年に入ってからずっと南米情勢を気にしていました。
自国の法定通貨の価値が下がり続けるアルゼンチンとベネズエラ。僕はこの2ヶ国がキーとなって「キムチプレミアム」ならぬ「南米プレミアム」が形成されると考えています。
ベネズエラのビットコイン取引高は今もなお最高値を更新し続けています。アルゼンチンでもペソ建ビットコイン価格の高騰が続くなど、資産避難先としてビットコインは需要が高まっています。
この状況がキプロス危機、ギリシャ危機といった、ビットコインが脚光を浴びたケースに近づいてきていると思っています。
念の為書いておきますが、アルゼンチンとベネズエラの状況が悪くなってほしいわけではないです。むしろ安定した法定通貨のもと、安心して買い物ができるようになってほしい。
それから、悪化し続ける米中貿易戦争も9月のマストなキーになることでしょう。
このままさらに追加報復の応戦になって悪化するか、それとも奇跡的な動きが起きて改善するかで状況は一変することでしょう。
最後に、僕が思うビットコイン200万円台復活に拍車をかけるであろう9月中の価格は……
ズバリ、「135万円」です!
最近は激しい攻防が続いていますが、その135万円台に乗る第1フェーズとして、まずは1万1500ドル(約121万円)を突破するかどうかだと思います。
揉んで揉んでの状況も、その値まで上がれば、そこから調整が入っても勢いづくのではと考えています。
今月中に1度でも135万円を踏めば、僕は今年中の200万円台復活は本気であると思います。逆にいかなかったら年内は100万円でフィニッシュかなと。
今から結果が楽しみです。
あと、僕の予想を参考にしてビットコインを買ったとしても責任は取れません。
投資は自己責任で。これ大事。
さて、次回は僕が気になっている暗号資産か、もしくは執筆時に面白そうと思ったネタを書こうと思います。
今月中にまた“仮想”暗号資産取引のゲームでチャレンジをしようと思っています。
今度は「100万円を1000万円にしてみた」をやってみようかなと考えてみたり。
それではまた次回。
Profile
文◉大空 翔(おおぞら かける)
山梨県出身。
月刊仮想通貨本誌および月刊仮想通貨デジタルにて執筆、編集などを行う。
「本に携わる仕事がしたい」という一心で業界に飛び込み、日々暗号資産やブロックチェーンに関する知識を会得中。