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“仮想”億り人の暗号資産よりどりみどりVol.27

どうも大空です。
2週間ぶりです。今回は個人的にかなりタフな号となりました。でも、とてもいい号になったと思います。ぜひ『月刊仮想通貨6月号Vol.27』をお買い求めください。Amazonでも予約できますのでこちらからどうぞ→(https://www.amazon.co.jp/dp/B086FX6GBC/

さて、前回は昨今話題となっている経済対策やデジタル円に関する内容を書かせてもらいました。
そしてトヨタの「スマートシティー」に関することを書こうかなとも思いましたが、こちらはぜひ雑誌の方を読んでいただければと思います。Amazonでも予約できますのでこちらからどうぞ(2回目)→(https://www.amazon.co.jp/dp/B086FX6GBC/

ということで、今回は約1ヶ月後に控えたビットコインの半減期によって、価格がどう推移していくのかを予想しましたので書いていきます。

◆「ビットコインは半減期に暗号資産○○○と○○○のような推移をたどる?」

安倍首相が緊急事態宣言を出してから早1週間。僕自身も自宅で仕事をすることが増え、必要な時だけ会社に行くようになりました。やはりと言うべきか、人が全くいませんね。これだけ都心部に人がいないのは初めて見ました。よく行くパスタ屋も閉まっていてなんだか寂しい。
そんな状況下で、暗号資産業界は『ビットコインキャッシュ(BCH)・ビットコインSV(BSV)の半減期』という重要なイベントを迎えました。
今回の半減期は大きな問題も特別起きず、相場変動に与えた影響も限りなく微小と言えそうです。強いて言えば、BCHのハッシュレートが一時大きく落ちたくらいでしょうか。
BCHの価格推移は、僕が年初に予想したシナリオとは少し違う推移となりました。半減期が意識されたのはBCHの半減期直前と、BSVの半減期後くらいじゃないですかね。
先週水曜日には先行して高騰したBCHとBSVが暗号資産市場を底上げしていましたが、逆に週末はこの2銘柄の下落が起因となって全面安となりました。
こういった経緯を考えて、ビットコインの半減期直前・直後はこうなるのではないかと予想しました。

半減期前はBSV、半減期後はBCHと同じ推移をたどる

今回はイメージによる予想という感じです。僕自身の中で核心めいた根拠はまだ掴めていないのですが、第六感がそう言っています。
詳しく書いていくと、まずビットコインは4月末に83万〜85万くらいには到達していると思います。これは世界的な経済緩和の流れを汲んで、ビットコインを中心とした暗号資産に資金が流入するのではないかと推測しました。
また、最近はNYダウなどの世界経済との剥離もだんだん見られてきましたし、暗号資産独自の推移をたどる可能性が徐々に高くなってきたように思えます。
それに加え、ビットコインは元々ボラティリティの高い通貨です。本来は最近の比じゃないくらい動くものと僕は考えています。そして、今年に入って比較的独自の推移をたどり、かつ、ボラティリティが非常に高い通貨といえば、BSVなのかなと。
そのBSVだって言ってしまえばビットコインから派生したようなもんですし、市場動向においては大元のビットコインもBSVと同じような推移をたどっても不思議じゃないと考えた次第です。
続いて、半減期後はBCHのようになると思った理由ですが、こちらはハッシュレートやブロック生成に関して、BCHほどではないもののビットコインも同じような事象が起き、価格下落につながるのではないかなと考えました。
ビットコインはたびたびハッシュレートが不安定になることがあります。それだけで価格が落ちるのもどうかとは思いますが、暗号資産市場の傾向を考えるとビットコインのハッシュレートが不安定になると価格も同様に揺らいでいるような気がします。現にBCHはズルズルと価格が落ちましたしね。
こういったことも踏まえて、ビットコイン価格は半減期前に一度13%前後ほど上昇するんじゃないかなと今のところ考えています。月末に85万円になっているとして、大体96万円くらいでしょうか。
逆に落ちる時は5%前後、続落するとしたら10%前後ほどでしょうかね。
ビットコインの半減期は約4年に1度訪れる大イベントです。すでに今の価格は半減期を織り込み済みであるといった声や、そもそも価格変動はそこまで起きないという声もありますが、暗号資産にとっては全ての始祖のような通貨です。何かしらアクションがあると僕は思います。

今回はここまでです。
現在、暗号資産の価格に関する新しい企画を考えています。ゴールデンウィーク前に発表できたらベストですが、投資をする人たちにとってはある意味気になる企画になるんじゃないかなと考えています。続報はしばしお待ちください。
ではまた次回。

Profile
文◉大空 翔(おおぞら かける)
山梨県出身。
月刊仮想通貨本誌および月刊仮想通貨デジタルにて執筆、編集などを行う。
「本に携わる仕事がしたい」という一心で業界に飛び込み、日々暗号資産やブロックチェーンに関する知識を会得中。