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世界銀行が再びブロックチェーン債で資金調達

世界銀行が、再びブロックチェーン債を発行して資金調達をした。
世界銀行が16日に公式ブログで発表した。
同行が、ブロックチェーン債を発行するのは、昨年8月に続き今回で2回目だ。
世界銀行は、「bond-i」と呼ばれるブロックチェーン基盤の債を発行して資金を調達。
今回の債券発行で、世界銀行は5000万豪ドル(約36億円)の資金調達に成功し、調達額は昨年分との合計で1億6000万豪ドル(約115億円)に上った。
「bond-i」は、オーストラリアのコモンウェルス銀行(CBA)が管理するイーサリアムブロックチェーンを利用して、発行・管理される債券だ。
当ブロックチェーンの構造やセキュリティなどのチェックは米マイクロソフト社が行っている。
世界銀行のAndrea Dore氏は、今回の資金調達を受けて「投資家を始めとするパートナーから、継続して強力なサポートを提供してもらえることを嬉しく思う」と満足感を示したという。
また、「資本市場における世界銀行の手法や経験は、各国でデジタル化を推進するために重要な鍵となる。経済での生産性を高め、持続可能な開発目標に向けて加速することができる」と述べた。