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スクエア社、ビットコインを高評価…5万ドルの無料配布も

ツイッターのCEO、Jack Dorsey氏が率いるモバイル決済企業「スクエア社」は30日、フォロワーからの質問に回答する企画「アスク・ミー・エニシング(AMA)」を行った。
その中で、スクエア社が特に強調したのがビットコインに対する同社の姿勢だ。
スクエア社はツイッター上で、「我が社が特に焦点を当てている商品はビットコインだ。誕生から10年以上が経つが、広く受け入れられるまでには、まだまだやるべきことが山積みだ」と述べた。
スクエア社は、昨年1月、同社が開発したP2Pのモバイル送金アプリ「Cash App」にビットコインの送金機能を実装し、2019年第1四半期においてビットコインの売上高が過去最高の6550万ドル(約71億円)を記録した。
また今後、スクエア社はビットコインを活用したアプリケーションの展開だけではなく、更に大きな事業計画があることを明かし、次のように述べた。
「我々はオープンソースでのビットコインの開発に集中的に取り組んでいる。この取り組みでスクエア社や競合他社からより多くのものが生まれ、またビジネスに活用されれば良いと思っている」
Dorsey氏はビットコインの性能を高く評価し、スクエア社が独自トークンを発行することは否定した上で「ビットコインは柔軟で、原理原則的で、インターネットの理想から生まれたものだ。そしてブランドとしても素晴らしい」と語った。
スクエア社は同社及びビットコイン普及のために27日、ビットコインの無料配布計画を発表したばかりだ。
同発表では、現金、ビットコイン合わせ総額5万ドル相当を配布するとツイッター上で明かした。(配布時期等詳細は記事執筆時点で未発表)
こうしたキャンペーンからも、スクエア社、そしてCEOであるDorsey氏がビットコインの価値や可能性を高く見定めていることがうかがえる。