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米大手銀行Bank of America、決済システムにリップルの技術を引用

米大手銀行・Bank of America、通称「バンカメ」がリップルのブロックチェーン技術を引用した決済システムの特許を申請していることがわかった。
米国特許商標局(USPTO)が先月公開した特許申請の詳細によると、この特許は「REAL-TIME NET SETTLEMENT BY DISTRIBUTED LEDGER SYSTEM(分散型台帳技術によるリアルタイム決済)」と名を打たれ、銀行間でこのシステムを利用することで即時に差金決済を行うことができるという。
今回、この特許申請のシステム構成項目にリップルのブロックチェーン技術・仕組み・図解が記述されており、ここでリップルのシステムを引用したことが判明した。
しかしこの特許申請ではXRPについて触れていない。
現在、この特許は承認待ちだという。
JPモルガンに次いで総資産2位につけるバンカメは、米国で最もブロックチェーン特許を所有している銀行だ。
また、同行の会長兼CEOであるBrian Moynihan氏は、先月19日に開催された世界有数のビジネス誌・Fortune主催の有識者会議で「銀行業界はデジタル化に向けて進んでいる。実現すれば、伝統的な手法よりも安価かつ効率的だ」と語るなど、銀行のデジタル化に前向きな姿勢を見せている。