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HashHub、ステーキング事業「Sanka Network」を開始

12日、ブロックチェーンスタジオ株式会社HashHub(本社・東京都)は、ステーキングポータルサイト「Sanka Network」の提供を公式サイトで発表した。
「Sanka Networkのユーザーは対象の暗号資産を用いて、金利のような収入を毎日得ることが出来るという。
Sanka Networkを使用して報酬を得ることの出来る暗号資産は、PoSが対象。
PoSのアルゴリズムの暗号資産は、保有することで報酬を得ることが出来るが、単純に取引所の口座に預託するだけでは報酬を得ることが出来ない。
Sanka Networkは、この報酬を受け取る手続きをするためのプラットフォームだ。Sanka Netowrkはユーザーの資産を預かることはせず、ユーザーは自身のウォレットで資産を管理しながら報酬を得られるそうだ。
サービススタート時点での対象の暗号資産はCOSMOS(ATOM)、Tezos(XTZ)、IOSTの3通貨。
今後、数ヶ月で対応通貨を拡充する予定だという。
PoSはCOSMOSやTezosなどに採用される種類の認証アルゴリズムで、ビットコインやライトコインなどで採用されるPoWとは異なるアルゴリズムだ。
例えばビットコインのようなPoWではブロックチェーンに新しいブロックを付け加える権利がある人をコンピュータの計算能力の競争で決定しているのに対しPoSは暗号資産の保有量によって決定する。
PoWでは「マイニング」と呼ぶことに対して、PoSのブロックチェーンでは、「ステーキング」と呼ぶ。
つまりトークンを保有する投資家はステーキングに参加するとブロック生成報酬を得ることができ、利子のような収入を得ると同時にブロックチェーンの記録を保つ仕組みになっている。
同社は、「トークンを持つユーザーがだれでもネットワークに参加できるように」といった意味を込めてSanka Networkをリリースした。
HashHubは、ブロックチェーン総合企業として2018年4月に設立。
自社プロダクト開発、ブロックチェーン業界リサーチレポート提供、主に国内企業をクライアントにしたブロックチェーン関連の開発支援などを行っている。
また東京都、本郷を拠点に国内外の暗号通貨・ブロックチェーンのスタートアップ・開発者が集うコワーキングスペースを運営。
ブロックチェーンサービスが生まれる環境を整え、日本と海外、また他業界をつなぐハブになることを目指し事業を展開している。