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ビットコイン10,000ドル突破…次の目標となる指標は?

日本時間22日、ビットコインは2018年3月以来、約1年3ヶ月ぶりとなる10,000ドルを突破した。
その要因として、専門家などの間ではFacebookの独自暗号資産「Libra」の発行や、FATFによる新ガイドラインの発表などがポジティブ要素になったのではないかとの見方が広まっている。
今回の急騰を受け、ビットコイン強気派で知られる投資アナリストのトム・リー氏は「やはり1万ドルは意味があった」とTwitterで述べた。
同氏は今月初旬に「ビットコインの10,000ドル台復帰は間近である」と発言し、加えて「10,000ドルを超えれば前例を踏まえて200%から400%に上昇する。5ヶ月以内に40,000ドルに達する可能性は高い」と述べていた。
また、著名暗号資産投資家であるウィンクルボス兄弟のタイラー・ウィンクルボス氏も同様の見方を示しており、「すぐに15,000ドルがターゲットになる」と勢いを維持したまま上昇を続けると予想した。
しかし有識者によると、ビットコインの急騰前にテザー社が1億USDT(1億ドル分)を新規発行したことが判明したという。
今回の上昇はビットコインの急騰に繋がるとされている「テザー砲」が関連していると見る有識者もおり、懸念を示す声も出ている。
今後、ビットコイン強気派が予想するFOMO(Fear of Missing Out:取り残されることへの恐怖)が発動し、さらなる高騰を見せるのか、注目していきたい。