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G20サミットと合わせて「V20」が大阪で開催へ

今月28日から大阪で行われる主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)の日程に合わせ、「V20 仮想資産サービス提供者サミット(Virtual Asset Service Providers Summit)」が開催される。
この会議ではFATF(金融活動作業部会)の関係者や、各国の政治家・暗号資産取引所の関係者などが参加し、FATFによる新たな規制の影響や問題点について議論を行う予定だ。
マネーロンダリング対策の国際基準策定を進めるFATFは「V20」に先立って、暗号資産の監督法を明確化するためのガイドライン「解釈ノートとガイダンス」を今月21日に発表するとしている。
しかし、新しいガイドラインは「暗号資産業界に対する最大の脅威の1つになりかねない」という懸念の声が関係者の中から挙がっているのも確かだ。
このような状況で、FATFの元トップ、ロジャー・ウィルキンズ氏は「元規制担当者として、FATFが進める内容を実施する一方で、ビジネスチャンスを作るというバランスの取れた解決策を見い出すことが大事だ」と語った。
暗号資産業界が世界の金融ネットワークに大きな影響力を持つFATFとどう解決策を導き出すのか注目したいところだ。