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ビットコインSV、前週に引き続き今度はフェイクニュースで価格高騰か?

時価総額8位(記事執筆時点)のビットコインSV(サトシ・ビジョン)が再び50%近い高騰(記事執筆時点、コインマーケットキャップ参照)を記録している。
暗号資産市場のビットコインや主要銘柄は全体的に落ち着いている中で、昨年11月にビットコインキャッシュのハードフォークで派生した同通貨が一際高く上昇している。
ビットコインSVの高騰要因として噂されているのは中国の投資家層を中心としたフェイクニュースの拡散だ。
ブロックチェーンを中心としたベンチャー企業「Primitive Ventures」の創設者で暗号資産専門家であるDovey Wan氏は、価格高騰の直前に「ビットコインSVがバイナンスで再上場するとの虚偽の情報が拡散されていた」と説明した。
ビットコインSVは4月中旬にバイナンスのCEOであるCZ氏が強行的に上場廃止を発表した。
それに続く形で他の暗号資産取引所でも同様の動きが見られており、その要因としてビットコインSV開発者クレイグ・ライト氏の詐欺行為が挙げられている。
ライト氏は、ビットコイン創始者の「サトシ・ナカモト」は自分であると主張している。
昨年のハードフォークした際もライト氏は、ビットメインの創業者ジハン・ウー氏やBitcoin.comのロジャー・バーCEOが率いたビットコインABCと激しく対立しておりトラブルメーカーとも見られている。
バイナンスのCZもビットコインSV急騰について、「注意するべき中国のフェイクニュースによって引き起こされている」と述べた。