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韓国のビットコイン取引高が過去最高を記録…国内の10人に1人が取引

P2Pでの取引を手がける「LocalBitcoin」において、韓国のビットコイン取引高が過去最高を記録したことがビットコインの統計データを取り扱う「CoinDance」によって明らかになった。
LocalBitcoinはフィンランド・ヘルシンキに拠点を置くOTC取引所で、南米での人気が特に高い。
韓国のビットコイン取引高は同取引所で確認された最新の1週間データで2億1900万ウォンを記録。
同取引所の韓国国内取引で過去最高の取引高となった。
先日報じた暗号資産調査機関「DataLight」が発表した「暗号資産トレーダー数の多い国」のランキングにおいて、韓国は日本に次ぐ3位となった。(https://gekkankasoutuuka.com/news/20190507a/)
トレーダー数は570万人にも上るとし、これは韓国の人口と対比した場合、約10人に1人が暗号資産の取引を行っていることとなる。
一時は世界トップの取引量を誇り、暗号資産価格が他国より高く設定される「キムチ・プレミアム」という言葉が生まれるなど、同国の暗号資産に対する関心の高さが顕著に表れている。
韓国では昨年、取引所のハッキング事件やセキュリティの問題が相次いだこともあり、P2Pでの取引が増加している。
また、今回発表されたデータにより韓国の暗号資産トレーダーがOTC取引を重要視している傾向にあるとみていいだろう。
さらに、韓国政府が28日、ビットコインの価格上昇に伴って市場の監視強化を目的とした全政府会議を開催するなど、国全体として暗号資産の課題に取り組む姿勢が読み取れる。