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米国の最大手通信企業「AT&T」が暗号資産支払いを開始へ

アメリカの最大手の通信企業「AT&T」が、大手暗号資産決済サービス「BitPay」と連携し、自社が提供するサービスにおいて暗号資産での決済が可能になった。
23日、AT&Tが公式サイトで発表した。
これにより、AT&Tの利用者はビットコインまたはビットコインキャッシュで請求書払いが可能になる。
今後、BitPayが暗号資産を米ドルに交換してAT&Tに渡す形になるという。
アメリカの通信企業でBitPayを使って決済をするのは初めての例だという。
AT&Tは、時価総額2000億ドルに上る巨大企業だ。
その規模は、日本のNTTやソフトバンク、中国最大のチャイナモバイルを大きく上回っている。
今回の決済サービスの提供によって、身近なコストである携帯電話の請求書払いにも暗号資産の利用が開始される。
全米最大手の通信企業の暗号資産決済の導入が成功すれば、他の通信企業も追随する可能性も高く業界に与える影響も大きい。
AT&TのKevin McDorman副社長は、暗号資産決済の開始について「我が社は暗号資産を使う利用者が多い。彼らが好む請求書の支払い方法を提供できてうれしい」と述べた。