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米暗号資産投資ファンドCEOが解説…ビットコインが逃避資産として優位な理由

アメリカの暗号資産運用ファンド「モルガン・クリーク・デジタル社」のCEO、Mark Yusko氏が、ビットコインがリスク逃避のための資産として優れていると語った。
23日、米CNBCの経済番組「Fast Mpney」で自身の見解として述べた。
同番組では、現在、アメリカと中国の貿易摩擦の影響から大きく揺れる金融市場に対して、ビットコインが優れている点として次の3つ挙げた。

・ビットコインの「年初来からの上昇率」
・株式などの資産とビットコインの「相関性の低さ」
・「分散投資として最適な資産」

Yusko氏は、まずビットコイン価格が年初来から100%以上の上昇を見せているのに比べS&P(米株価指数)は15%程度の上昇しか見せていないと発言。
そして、こうした価格の上昇率に加え、ビットコインが株式などの資産と相関性が低いこともビットコインの特徴であると言及した。
こういった要因からも、投資資産を分散してリスクを最小限に抑えるリスクヘッジに適していると指摘した。
ビットコインが株式などの資産と相関性が低いことは、以前から市場関係者の多くが認めている。
今年1月に暗号資産メディアCryptoSlateが株式市場とビットコイン価格を分析した結果、2つ金融指標に相関性が確認されていないことが判明した。
また、Yusko氏はリスクヘッジもできる上、ボラティリティが高く、上げ幅で期待のできるビットコインを投資の一部に含むことでポートフォリオの多様化につながるとしている。
一部では米中の貿易摩擦により、株式の逃避先として注目を集めているビットコインだが、今回の番組出演でYusko氏もビットコインの優位性を強調した。