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イーサリアム財団がネットワーク開発に3000万ドルを投入することを発表

イーサリアム財団は、イーサリアムのネットワーク開発に今後1年間で3000万ドル(約33億円)の資金を投入することを表明した。
21日、公式ブログにて明らかにした。
この資金は、「今後12ヶ月間で予定されるプロジェクト」に1900万ドル(約21億円)、「現行のプロジェクト」に800万ドル(約9億円)、「開発者の育成支援」に300万ドル(3億円)分配される予定だ。
資金のほとんどはスケーリングのアップデート「イーサリアム2.0」や、「プラズマ」といったレイヤーの研究、開発に当てられるという。
「プラズマ」はイーサリアムの考案者ヴィタリック・ブテリン氏とライトニングネットワークの開発者ジョセフ・プーン氏が提案したネットワークプロジェクトだ。
プラズマの開発で「ブロックチェーンによって、著しい量の分散型金融アプリケーションを世界規模で展開できる」とされる。
イーサリアム財団は今年の1月からアップグレードに関する進捗状況を定期的にレポートし、着実にプロジェクトの計画の遂行することで、成果をあげている。
これを受けて、最近の相場の高騰にもつながっているという見方をする市場関係者もいる。
イーサリアム財団の今回の発表は、プロジェクトの優先度をどこに置いているか、資金の内訳と共に説明する必要があると考えた模様であり、今後の進展についても期待される。