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ホンダと米GMがブロックチェーンを用いた電気自動車を共同開発

国内自動車大手ホンダと米ゼネラル・モーターズ(GM)が、電気自動車を活用したスマートグリッド(次世代送電網)の実現に向けた開発を共同で始めることがわかった。
22日、日本経済新聞などが報じた。
スマートグリッドとは、電力の流れを供給・需要の双方で制御し、効率良く電気を送電する仕組みだ。
再生可能エネルギーの促進と共に、次世代の電力ネットワークとして注目されている。
今回ホンダとGMが共同開発する電気自動車は、このスマートグリッドにブロックチェーン技術を導入することで、発電所や家庭用の太陽光パネルなどから電気自動車に送電する際、いつ、どこで、どれだけの電力を送電し、蓄えたか、また、電気自動車から電力を戻したか追跡することができるという。
これにより、インフラ事業者の管理コストの軽減ができる見込みだ。
両社はすでに北米市場向けに電気自動車のバッテリーを共同で開発しており、昨年、そのバッテリーを搭載した自動車を販売している。
双方の最終目標は電気自動車とスマートグリッドによるエコシステムの構築で、今後、開発を進めながら生産・販売を促進していくとみられている。