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急騰するビットコイン市場で注目すべき重要指標を発見か?

近頃のビットコイン価格急騰を受け、米投資会社Fundstratの共同創業者であり、20年以上のキャリアを持つプロアナリストのトム・リー氏が、ビットコイン高騰において再現性の高い重要な分析を公開した。
リー氏の公開した統計データに拠れば、ビットコインは高騰率トップの10日間で1年分の投資収益パフォーマンスを生み出しており、10日間を除いた年間パフォーマンスは平均でマイナス25%になっているという(2013〜2017年の年間平均値)。
リー氏はこの統計分析を踏まえ、個人が採るべき投資戦略として高騰率上位の10日間を逃さないように全力を注ぎ、残りの355日はいつ急騰相場が来ても対応できるよう、ホールドしておくことを推奨している。
注目すべき10日間は非連続的であるため、日常的な備えが必要だとしている。
このビットコイン急騰に似た現象は過去にも起きている。
高騰率上位の10日間で高いパフォーマンスを発揮するという指摘は、その年の高騰相場がいつ終了するのかを予測するために重要な1つの指標となるだろう。
ビットコイン価格は今週末、約8ヶ月振りに80万円台を記録しており、2017年末以来の盛り上がりを見せている。
また、リー氏は4月の時点で、重要な買いシグナルとされるにゴールデンクロスがビットコインチャートで確認されたことを指摘し、相場がプラスに転じる兆候だと述べていた。
50日平均線と200日平均線のゴールデンクロスが形成されており、これは過去数回しか確認されていない上昇トレンドの転換点となっている。
なお、前回のポイントは2015年であり、実際にその後は長期の上昇トレンドとなっていた。