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暗号資産イーサリアム開発者向けイベントDevcon、今年は大阪で開催

世界最大のイーサリアム開発者カンファレンスである「Devcon(デブコン)5」の開催地が大阪に決まった。
ブロックチェーン開発企業、コンセンシス社が開催したイーサリアル・サミットで、イーサリアム財団の宮口礼子氏が、公表した。
Devconの開催日は、2019年10月8日から11日の4日間。
出席者やカンファレンスの具体的な中身は明らかにされていないが、イーサリアムの共同創設者であるヴィタリック・ブテリン氏が、米電気自動車メーカーのイーロン・マスク氏を招待しており、豪勢となりそうだ。
また、宮口氏は、今後12カ月以内に3000万ドル(約33億円)の資金を様々なプロジェクトに出資していく意向を発表。
具体的な出資先として、6月に予定しているコンセンサス・アルゴリズムのPoWのパフォーマンス改善を図るアップグレード計画「イーサリアム 1.x」のほか、イーサリアム2.0の開発者への資金提供を行うプロジェクト「モレクDAO」などを構想に入れている。
現在、PoWから、消費電力が少なく、51%攻撃への耐性があるPoSの移行に向け、複数のイーサリアム開発プロセスが進められている。
先日、移行への重要段階となるビーコンチェーンのテストネット公開が特定のコミュニティーを対象に始まった。
今後もイーサリアムの開発と実装が順調に進めば、メジャーアルトコインとしての地位がさらに盤石になるものと予想される。